便利!QRコード決済は個性で選ぶ 主要な5サービスを紹介! 

QRコード決済は個性で選ぶ 主要な5サービスを紹介! 

近ごろ、テレビCMなどでQRコードを使ったスマホの決済サービスが話題だ。CMを見る限りは簡単に使えそうだし、お得感もありそうなので、挑戦したい方も多いのではないだろうか。
QRコード決済は、基本的にアプリを入れるだけで使える。同じようにスマホを使った決済に「おサイフケータイ」があるが、こちらは対応機種が限られるのが難点だった。QRコード決済であればほぼすべてのスマホで利用可能だ。
もちろん、使い方も簡単で、スマホのカメラで店側のQRコードを読み取るか、スマホの画面に表示されるバーコードを店側に読み取ってもらうだけでいい。アプリにひも付けられたクレジットカードや、事前にチャージした電子マネーなどで支払いは完了する。
さまざまな企業が続々と参入し、盛り上がるQRコード決済。だが、結局のところどれを使ったらいいのか分からない人も多いだろう。そこで今回は「楽天ペイ」「LINE Pay」「d払い」「PayPay」「Origami Pay」のメジャーな5サービスの特徴を解説しよう。

使える店舗が多い!楽天カードならお得にポイントがたまる「楽天ペイ」

普段から楽天でネット通販を楽しみ、その決済に楽天カードを使っている、いわゆる“楽天経済圏”の中の人なら、QRコード決済も「楽天ペイ」がベストだ。
楽天ペイは、アプリに登録したクレジットカードでの支払いとなるのだが、楽天カードを登録すると100円(税込み)で1ポイントたまる。ほかのカードでは200円(同)で1ポイントなのでポイント付与率が倍になる。ためたポイントは楽天ペイの支払いに使える。

手軽さはは1番?決済から割り勘までをLINEアプリ内で完結「LINE Pay」

「LINE Pay」は、すでに使っているLINEアプリの決済機能として使える。つまり、新たにアプリをダウンロードすることなく使い始められる。他社のように専用アプリは用意されていない。
他社には無いユニークな機能としては割り勘ができることが挙げられる。飲み会や会食などで「小銭を持っていない人がいる」「建て替えたいが次にいつ会えるのか分からない」などの理由でうまく割り勘できないときは多々あるが、そんな問題を割り勘機能で解決できる。
このほか、LINEユーザー同士での送金も可能。業務提携している電力会社や地方自治体などでは、電気料金や税金などの支払いにも対応する。

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ドコモユーザーは必見!ドコモ携帯料金と合算で決済できる「d払い」

「d払い」の特徴は、利用料金をNTTドコモの携帯料金と合算で支払えること。最近はクレジットカードを複数枚使ったり、公共料金は銀行引き落としだったりと、毎月いくら支払っているのか把握できない方も多いはず。支払いが少しでもまとまるのはうれしいところだ。なおNTTドコモの携帯電話の契約をしていない人でもdアカウントを作成し、クレジットカードを登録すれば使える。
また、支払いにdポイントが使えるのも魅力。携帯電話の利用でためたdポイントを買い物に回せる。加えて、d払いが使える店舗は、ほとんどがdポイントの加盟店。コンビニであればローソンやファミリーマートなど、薬局はウエルシアなど、高島屋やタワーレコードなどでも使える。オンラインのサービスでもAmazonなどの大手企業のサイトで使える。

今話題の大盤振る舞いのキャンペーンなら「PayPay」

2018年の冬には、総額100億円(支払額の最大20%)還元というキャンペーンで話題を呼んだ「PayPay」。ソフトバンクとヤフーの合弁会社、PayPayが提供するサービスだ。専用アプリもしくはYahoo!JAPANアプリから利用する。
現在は大型キャンペーン第2弾となる「100億円キャンペーン」を2019年5月31日まで実施していた。最大で支払額の20%がPayPayの残高としてキャッシュバックされるのだが、注意したいのは決済手段によって還元率が変わること。銀行口座からの直接チャージを含むPayPay残高やYahoo!マネーで支払った場合は20%還元となるが、クレジットカードでは10%の還元にとどまる。ただし、Yahoo! JAPANカードの決済については19%還元となる。
またキャンペーン第2弾では、総額100億円は変わらないが、キャッシュバック額の上限が、1回の支払いにつき1000円となった。高額商品をPayPayで購入しても1000円までしかキャッシュバックされない点は覚えておきたい。

半額キャンペーンや豊富なクーポンなら「Origami Pay」

「Origami Pay」は、ECアプリを手掛けるベンチャー企業のOrigamiが展開するサービス。使えるお店はローソンやロフトなど、小規模店舗では美容院や病院といった特定の業種を中心に加盟店を広げている。
Origami Payは、リアル店舗での決済ではポイント還元が無い。代わりに期間限定のキャンペーンやクーポンを用意している。加えて、Origamiが実施する「オリガミで、半額。」にも注目。これは対象となる加盟店の商品が最大半額になるキャンペーンで、第1弾は吉野家、第2弾はDEAN&DELUCAを対象に実施。現時点では第5弾が始まるのを待っている状態だ。公式サイトをこまめにチェックしよう。

どれがいいかは結局、自分のライフスタイル次第

このように、主要な5つのサービスを比較してみたが、各社の加盟店舗数は増えているものの、まだまだ使える店舗は少ない。コンビニ、ネット通販などに加えて加盟店が増えれば客層も広がるだろう。
どのサービスを見てもほとんどがキャンペーンで攻勢をかけている。その多くは一定期間が過ぎると終了するので、常にポイントが多くたまるわけではない。
QRコード決済は普段よく利用する店舗に対応しているのかなど、注意して検討してほしい。

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